policyめざす保育

しんもり福祉会の目指す保育policy

人間の乳幼児期は何よりもまず身体と諸器官を形成するとても大切な時期であり、喜びと楽しさが諸器官を作るともいわれるように、乳幼児は常に喜びと楽しさにあふれていることが必要です。また、この時期の全身はきわめて鋭敏な感覚器官であり、見たり、聞いたり、知覚したりするこで、子どもの感覚に働きかけることが大切です。

歯の生え替わるまでの子どもは模倣することによって学び、遊び・運動することで言語の発達が促され、言語の発達は知能の発達を促します。そして、子どもの生活は内的に発達しつつある意志と結びついているのです。模倣する力は大人の精神的内面まで見抜くとも言われ、乳幼児期こそ、生命を大切にする心を育てる道徳的、宗教的な環境が必要であり、よき手本であることが大切です。

「遊びは子どもにとって真面目な仕事である」と言われるように、「あそび」を通し学び、身も心も健康で、たくましく、生き生きと生活していける人間に育つための基礎作りを行っているのです。そして何よりも子どもの発達を生涯の視点で見守っていくことが大切でしょう。

子どもたちは自ら遊び、模倣し、運動し、学び、意志力を強めながら、日々成長していきます。こうして成長した子どもは、大人になった時、たとえ困難な状況に出合っても、くじけることなく自分で問題を解決していけるにちがいありません。