平和の子のめざす保育
子どもを畏敬の念で受け入れ、
愛をもって育て、自由の中に解き放つ。

幼児は教えられることによってではなく、
模倣をすることによって学ぶのです。

ルドルフ・シュタイナー
Rudolf Steiner

ルドルフ・シュタイナー

【保育理念】
生命を大切にし、家庭と共に、
身も心も豊かな子どもに育てる。

【保育目標】
◎生命を尊ぶ心を育む。
◎なんでも食べて元気なこども。
◎基本的生活習慣を身につける。
◎なかまとともによく遊ぶ。
◎周りの環境(人・もの)を大切にする。
◎メルヘンにふれ変容する力とやり直せる力を培う。

人間の乳幼児期はなによりもまず身体と諸器官を形成するとても大切な時期であり、喜びと楽しさが諸器官を作るとも言われるように、乳幼児は常に喜びと楽しさにあふれていることが必要です。また、この時期の全身はきわめて鋭敏な感覚器官であり、見たり、聞いたり、知覚したりすることで、子どもの感覚に働きかけることが大切です。

歯の生え替わるまでの子どもは模倣することにより学び、遊び・運動することで言語の発達が促され、言語の発達は知能の発達を促します。そして、子どもの生活は内的に発達しつつある意志と結びついているのです。模倣する力は大人の精神的内面まで見抜くとも言われ、乳幼児期こそ、生命を大切にする心を育てる道徳的、宗教的な環境が必要であり、従って、親や周囲、保護者は子どもにとって模範であり、良き手本であることが大切でしょう。

子どもにとっての生活は「遊び」であり、「遊びは子どもにとっては真面目な仕事である」と言われるように、「あそび」を通し学び、発達のすじ道を体験し、身も心も健康で、たくましく、生き生きと生活してゆける人間に育つ為の基礎作りを行っているのです。

そして何よりも子どもの発達を生涯の視点で見守ってゆくということが肝要です。

保育園では食事・排泄・睡眠・衣服の着脱・清潔等の基本的生活習慣の自立には「家庭といっしょに」を合言葉にして重点をおいておりますし、「子どもの権利を守る」という立場にたって、子どもの生活である遊びと発達を保障しながら、心身共に豊かな子どもに育てあげていきたいと考えております。

また、遊びを充分に楽しみ、物語りやメルヘンをたっぷり聴かせることで成長過程から大人になる時に変容する力とやり直せる力を充分学びとってゆけるよう、親と保育者が充分な配慮をもって努力していかねばならないと考えております。

こうして成長した子どもは、大人になった時、たとえ困難な状況に出合っても、くじけることなく自分で問題を解決してゆける人になってくれるにちがいありません。

一方、健康な心と体、そして知的発達に大きく影響するものに食生活があります。
平和の子保育園では保育の中で、食事やおやつにかなりの位置づけをして重視し、摂取量の多い、お茶、お米、牛乳等には出来るだけ無農薬、低農薬の自然の食品を使用し、栄養のある手作りの昼食とおやつに力をいれて、子ども達の成長を助けております。

これらのことがらを通して、子ども達は自ら遊び、模倣し、運動し、学び、意志力を強めながら日々成長していくのでしょう。